こんにちは、ようです。
今回はこのような疑問にお答えしていきます。
工場は日本全国に存在し、身の回りの物はすべて工場で作られているといっても過言ではありません。
そのため現代の生活は工場無しでは成り立たず、必要不可欠なことは間違いないでしょう。
しかし、工場労働というと、あまり良いイメージを持たれないこともまた事実。
そこで今回は僕の経験をもとに、工場労働について詳しく解説していきたいと思います。
この記事を読めば、工場労働の実態が分かります!
工場への就職・転職を考えているなど、工場に興味のある方はぜひ参考にしてください。
ちなみに良いイメージを持たれない工場ですが、良いところももちろんあるんですよ。
そちらも併せて解説していきますね。
工場が底辺と言われる5つの理由
結論からお話ししますと、底辺と言われても否定できません。
もちろん、社会から必要とされていることは間違いないのですが…
まずは世間的な工場労働のイメージについて解説していきます。
工場は頭の悪い人が多い
まずは「頭の悪い人が多い」というイメージ。
これはほぼ正解ですね…(笑)
工場の労働というものは、基本的に単純作業がメインとなっており、学歴や職歴、資格といったものが必要とされないケースが多いです。
そうなると必然的に、勉強が苦手な人たちが集まってきます。
僕の周りでも高校を卒業して、そのまま就職してくる人たちが多いですよ。
大卒以上の人もいますが少数です。
よってストレートな言い方をすると、低学歴な人たちが大多数なのは間違いありません。
工場は給料が安い
工場のお給料ですが、たしかに良い給料だとはいえません。
しかし、悪すぎるというわけでもないのです。
令和元年に厚生労働省がまとめた、業種別の平均月収です。
上記の赤枠は男性の項目ですが、男性は約32万円、女性は約22万円となっています。
思っていたほど悪くはないですね。
もちろん製造業といっても扱っているものは様々なので、あくまでも参考としてです。
工場は単純労働がキツそう
工場のお仕事=ライン作業というイメージがある方も多いでしょう。
たしかにその通りで、ラインでの作業は多くの工場で行われています。
おもに飾り付けや不良品の除去などですね。
集中して1日取り組む必要があるので、非常に大変な作業に間違いありません。
ただ、工場の仕事は座って行うものばかりではありません。
重たい資材を運んだり、マシンオペレーターとして機械を操作したりと、様々な仕事があります。
このあたりの作業のキツさは工場の設備次第ということになりますね。
例えば規模の大きな工場なら機械化が進んでおり、肉体的な負担は小さいです。
反対に地方の小さな工場の場合、まだまだ人力に頼っているところも多いでしょう。
工場は人間関係が悪そう
工場はその閉鎖的な環境からか、人間関係で揉めることはあります。
とくにおばちゃんは厄介な存在。
(食品系の工場は特におばちゃんが多いです)
おばちゃんは自己主張が激しく、管理職以上の社員でも扱いに困ることはよくあります。
ただし、味方につけるととても頼もしい存在でもあるので、ぜひ仲良く付き合っていきましょう。
(ちなみにおじさんは優しい人が多いです)
それでもどうしても苦手で関わりたくない…そう思ってしまうような人もいると思います。
苦手な人への対応については、こちらの記事でも解説しています。
興味のある方は併せてご覧ください。

それから工場では、コミュニケーションを取るのが苦手な人もよく見かけます。
例えば挨拶ができなかったり、雑談が苦手な人だったりと様々です。
ただし一緒に働いてみると、悪い人ばかりではないですよ。
それから一緒に楽しく仕事できるような、明るい人ももちろんいます。
そんな工場の人間関係については、こちらでも詳しく解説しています。併せてどうぞ。

工場は職場の環境が悪そう
最後は職場の環境についてです。
工場には生産に必要な、たくさんの機械があります。
そのため機械の稼働音による騒音や、機械油などによる汚れは日常茶飯事。
また、取り扱う製品の種類によっては室内が暑かったり寒かったりと、温度帯も様々です。
ただし、精密部品などを扱っているような職場では部屋が汚れにくく、空調の管理された快適な環境で働くこともができます。
工場のメリット
ここまで悪いことばかりが目立ってしまいましたが、もちろん工場にもいいところはたくさんあります。
順番に紹介していきますね。
プライベートを確保しやすい
工場では何をどれだけ生産するのか、あらかじめスケジュール管理されています。
また機械化によって常に一定のペースで作業ができるため、定時で帰れることも多いです。
(トラブル時や繁忙期は残業になることもあります)
それに最近はコンプライアンス活動(会社が法令や規則を守ること)により、残業時間に制限をかける職場も増えてきています。
さらに土日祝休みの職場も多く、仕事と家庭を両立しやすいと環境だと言えるでしょう。
オンオフがはっきりしている
工場というその特性上、たとえば仕事を家に持って帰ってやるということはありません。
よって家に帰れば仕事のことは忘れて、自由に過ごすことができます。
化粧にかける時間が減る
これは女性向けのメリットですが、基本的に工場では作業着に作業帽、マスクといった格好で作業します。
よって化粧をしてもほとんど人目にふれることはありません。
そのため接客業などど違い、化粧をばっちりしてくる必要はないのです。
(もちろん化粧したい方はしてもらっても全然かまいません)
朝の時間に余裕ができるのはいいことですね。
コミュ障でもOK
工場では黙々と作業することが多いので、休憩時間以外は人と喋る機会は少ないです。
よって人と話すのが苦手な方でも仕事しやすい環境と言えるでしょう。
営業職や接客業が苦手な人でも安心です。
工場はこんな人におすすめ
これまでの情報をまとめると、
・プライベートの時間を確保し、オンオフを分けたい
・勉強が苦手な人でも働ける職場がいい
・いつも違う作業をするのが苦手で、ルーティンワークがしたい
・人と関わるのが苦手
・モノづくりに関係した仕事がしたい
このように考えている方には工場での仕事が向いているでしょう。
もし工場での仕事に興味のある方は、工場ワークスでお仕事を探してみると良いでしょう。
工場ワークスは約18,000件もの求人を扱っている、工場でのお仕事に特化した求人サイトになっています。(2021年5月時点)
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など雇用形態別の情報も充実しています。
さらに
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このようにこだわりの条件で細かく調べることもできるため、あなたに合った求人を見つけるカギとなってくれますよ。
工場は底辺?:まとめ

「工場の仕事は底辺なのか」というテーマでお話ししてきましたが、個人的には否定はできません。
たしかに職場環境は良いことばかりではないでしょう。
しかしあなたの身の回りにある様々な物、それらすべてが工場で作られていると言っても過言ではありません。
つまり工場は世の中になくてはならないものなのです。
この記事で工場でのお仕事について、少しでも理解していただけたらうれしいです。
最後までご覧いただいてありがとうございました。
それでは。